
去る1月25日(日)、月島の「元氣喫茶」で見学説明会を開催しました。
「元氣喫茶」はオーナーの塚田さんが、関東大震災後に建てられた四軒長屋の1軒を、自らDIYでリノベーションしたカフェ。糀を使った体に優しい食事やドリンクを提供するだけでなく、朗読教室や伝統工芸品の展示、不登校給食などの企画により地域のコミュニティづくりも行っています。
当日はまず当制作委員会所属の建築士から、月島のまちの成り立ちについての説明から始まりました。月島は明治にできた埋立地でありながらも実は江戸のまち割りを踏襲し、主幹道路の清澄通りが最初にでき、その後西仲通り・東仲通りの六間道路、さらにそれに並行して三間道路ができました。そこに仕切りの路地ができ、その路地を埋めるように工場従事者のための二軒または四軒長屋が増えていったのです。

入口の目隠しはふすまの骨を再利用したもの

続いて塚田さんから、長屋をリノベーションした際の工夫や苦労話がご披露されました。
最も苦労なさったうちのひとつが、2階の天井板の掃除です。100年積み重なったホコリが数センチにも及び、吸い取ろうとした掃除機が一瞬で止まってしまったとか。


現在の店内には、もともとあったふすまの骨を再利用して目隠しやアクセントに使うなど、各所に塚田さんのリサイクルのセンスが光っています。説明会の後の自由時間では参加者が自由に2階を見学したり、糀フードやドリンクを銘々楽しんでいました。
当イベントは中央区の「地域の魅力発掘・発信事業」に当制作委員会が採択され、実現の運びとなりました。今回は1日3回のタイムスロットを設けていましたが、たくさんの方からお申込いただき、すべて定員10名満席の盛況ぶりでした。当制作委員会では今後も月島の長屋の魅力を伝えるイベントを企画していきたいと考えています。

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